業務支援システム研究委員会
業務支援システム構築に向けた調査・研究
委員長 大村直紀(大村紙業(株)専務取締役)
(株)トーハンの「桶川計画」について
出版倉庫流通協議会では(株)トーハンの「桶川計画」について、現在「業務支援システム委員会」を中心に、その対応方法等を検討している。これまでの検討の経緯は以下のとおりである。桶川計画検討会(幹事会)
【日時】2004年6月23日(水)14:00~15:00【場所】昭和図書越谷物流センター5F
【内容】
「トーハン桶川計画」の概要説明を行い、各倉庫会社の出版社に対して実施された「アンケート(トーハン配布)」について情報交換を行い今後の対応を検討した。
結果を「出版倉庫流通協議会 トーハン桶川計画に対する意見メモ」としてまとめた。
出版流通改善協議会報告会
【日時】2004年6月24日(木)13:00~15:00【場所】日本書籍出版協会講堂
【内容】
書協の流通委員会がトーハン池田役員を招き「トーハン桶川計画」の説明会を実施するとの事がきまり、出版倉庫流通協議会もそれに同調して参加した。
その後検討会を行い出版倉庫流通協議会として、日を改めてトーハン池田役員と直接打ち合わせする機会を設ける事を確認した。
第一回トーハン桶川計画に関する懇談会
【日時】2004年7月2日(金)12:00~14:00【場所】日本出版クラブ会館
【内容】
「トーハン桶川計画に対する意見メモ」を基に意見交換を行った。特に、QRセンターについての質問が多くトーハン池田役員からは、誤解を招くような説明をしないよう部下に徹底したとの回答があった。
第二回トーハン桶川計画に関する懇談会
【日時】2004年7月20日(火)12:30~15:30【場所】日本出版クラブ会館
【内容】
「トーハン桶川計画」に出版倉庫流通協議会として協力することを前提に、検討した結果、池田役員とはトーハン側と出版倉庫側の業務内容の棲み分けを、互いに理解し協力しながら、この計画を進めることで双方の意見が一致した。
これまでの協議を通して、出版倉庫流通協議会々員の多くが抱いていた、「全取次対応」や「出版社物流代行業務」等の文言及びその実務内容に対する疑問は、トーハン側の説明により、ごく例外的な出版社への対応である旨を理解した。
当委員会は今後も取次協業化計画や出版流通改善に向けて相互の理解の下に、積極的な協力姿勢を持ち活動していきたいと考えている。